企画展
生誕130周年記念 五味清吉展
- 日時
- 2016年12月23日(金)〜2017年2月19日(日)
- 場所
- 企画展示室
詳細
大正から昭和にかけて、穏やかで上品な裸婦像を描いた洋画家、五味清吉。岩手美術界の発展にも大きく貢献した彼の生涯を、初期から晩年に至るまでの作品をたどりながらご紹介します。
会 期: | 2016年12月23日(金・祝)─2017年2月19日(日) |
会 場: | 企画展示室 |
開館時間: | 9:30-18:00(入館は17:30まで) |
休 館 日: | 月曜日(1月9日は開館)、12月29日-1月2日、1月10日 |
主 催: | 岩手県立美術館、公益財団法人岩手県文化振興事業団 |
後 援: | 一般社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日報社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレ ビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、 ラヂオもりおか、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、情報紙 ゆうゆう |
観 覧 料: |
一般800円(650円)、高校生・学生500円(400円)、小学生・中学生300円(250円) |
1886年盛岡市に生まれた五味清吉は、1906年に上京して2年後に東京美術学校西洋画科に入学、明るい戸外の光に照らされた外光表現を学びまし た。文展や帝展などの官展を主な発表の場とした彼は、代表作である女性像をはじめ、風景画や肖像画から、今日では目にすることのない神話画や歴史画に至る まで、幅広い分野の絵画制作を手がけました。また、故郷岩手においても美術団体の設立に関わり、積極的に出品を行うなど、郷土の美術界の発展に大きく貢献 したことでも知られています。
1942年、五味は脳溢血で倒れ、左半身の自由が利かなくなりますが、その制作意欲は衰えることなく、戦後に入っても1954年に没するまで制作を続けました。
五味の生誕130年を記念して開催される本展では、当美術館所蔵の油彩作品のほか、岩手では初公開となる県外に所蔵されている作品、さらに歴史画や油彩 屏風なども含めた初期から晩年に至るまでの代表作品を一堂に展示します。また、当時の美術界の動向も取り上げながら、彼が大正・昭和期の美術界で果たして きた役割を明らかにしていきます。
五味が生涯を通じて探求し続けた、穏やかな美の世界をお楽しみください。
関連イベント
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講演会
「日本近代洋画史と五味清吉」
講師:山梨絵美子氏[東京文化財研究所 副所長]
日時:2017年1月14日(土) 14:00-15:30 -
学芸員講座
「五味清吉の生涯と作品」
講師:加藤俊明 [当館主任専門学芸員]
日時:2017年1月29日(日) 14:00-15:00 -
ワークショップ
「油彩・板地を残して描く」
日時:2017年2月4日(土)、5日(日) 13:00-16:00
*要申込 -
当館学芸員によるギャラリートーク
日時:2017年1月6日(金)、1月20日(金)、2月3日(金)、2月17日(金)
各日14:00-(30分程度)
◎展覧会会期中は、レストラン「パティオ」 にて特別メニューをお楽しみいただけます。