企画展
花森安治の仕事 デザインする手、編集長の眼
- 日時
- 2017年9月2日(土)~10月15日(日)
- 場所
- 企画展示室
詳細
『暮しの手帖』誌を創刊、工夫とアイデアによる豊かな暮らしを提案した稀代の編集長、花森安治。表紙原画など約740点を展示し、その仕事をご紹介します。
会 期: | 2017年9月2日(土)─10月15日(日) |
会 場: | 企画展示室 |
開館時間: | 9:30-18:00(入館は17:30まで) |
休 館 日: |
月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火) ※9月22日(金)は9:30ー21:00(入館は20:30まで) |
主 催: | 岩手県立美術館、テレビ岩手、読売新聞社、美術館連絡協議会、公益財団法人岩手県文化振興事業団、花森安治展実行委員会 |
後 援: |
一般社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日報社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、情報紙 ゆうゆう
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特別協力: |
暮しの手帖社
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協 賛: |
ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
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観 覧 料: |
[一般] 前売900円(当日1,000円)、[高校生・学生]前売500円(当日600円)、[小学生・中学生]前売300円(当日400円) 指定プレイガイド 〔カワトク/アネックスカワトク/フェザン/イトーヨーカドー花巻店/東山堂書店(肴町本店・イオン前潟店・イオン南店・三ツ割店・都南店・北上店)/さわや書店本店/江釣子SCパル/メイプル/いわて生協(コープ高松・ベルフ仙北・ベルフ山岸・ベルフまつぞの・ベルフ青山・ベルフ牧野林・ベルフ八幡平)/テレビ岩手アカデミー/ローソン(Lコード:22854)/セブン‐イレブン〕 *販売は9月1日まで。 *前売券の販売は終了しました。 |
終戦まもない1948年、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主人公のモチーフとなった大橋鎭子(おおはし・しずこ)とともに、生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(のちの『暮しの手帖』)を創刊した花森安治(1911-1978)。「衣・食・住」を基本にすえた同誌では、もののない時代には、工夫とアイデアによる豊かな暮しを提案、電化製品が普及した高度成長期には「日用品の商品テスト」を実施しました。さらに、食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には、社会の矛盾を鋭くえぐる批評を誌面で展開し、ペンで権力に挑みました。30年間にわたり一切広告を入れず、発行100万部に迫るまでに成長した『暮しの手帖』を率いて、表紙画やカット、誌面レイアウト、広告デザインなど、取材や執筆はもとより、雑誌の制作から宣伝まで、すべてを手がけたのが編集長・花森安治でした。
本展では、表紙原画をはじめとする約740点の作品・資料を展示し、戦後日本の出版文化に計り知れない影響を与えた『暮しの手帖』が庶民に向けて発信したメッセージに改めて耳を傾けます。また戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を、ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、その多彩な仕事をご紹介します。
関連イベント
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開催記念講演会①「花森安治の『暮しの手帖』」
講師:小榑雅章氏(『暮しの手帖』元編集部員)
日時:2017年9月10日(日) 14:00-15:30
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開催記念講演会②「最新号に息づく花森安治」
講師:澤田康彦氏(『暮しの手帖』編集長)
日時:2017年9月30日(土) 14:00-15:30
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ギャラリートーク
日時:2017年9月8日(金)、9月22日(金)、10月6日(金)
各日14:00-(30分程度)
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ワープショップ「自分だけの手帖を作ろう!」
日時:2017年9月23日(土・祝)
①10:00-12:00 ②13:00-15:00 ③15:30-17:30
◎展覧会会期中は、レストラン「パティオ」にて特別メニューをお楽しみいただけます。