企画展
斉藤義重展
- 日時
- 2003年1月25日(土)〜2003年3月23日(日)
- 場所
- 企画展示室
詳細
会 期: | 2003年1月25日[土]-3月23日[日] | |
主 催: | 岩手県立美術館、NHK盛岡放送局 | |
後 援: | 岩手日報社、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手 | |
協 力: | 株式会社まつもと | |
出品点数: | 115点(資料類除く) | |
観 覧 料: | 一般/800円(650円) 高校・学生/500円(400円) 小・中学生/300円(250円) ( )内は20名以上の団体料金 企画展の観覧料で常設展もご覧になれます |
日本の現代美術の先駆者であり、独自の造形を求め続けた斎藤義重は、2001年6月、97歳で亡くなりました。その死の直前まで意欲的に制作に取り組んだ美術家でした。
斎藤義重は、1904年盛岡藩士の家系に生まれ、若い頃から美術や文学に興味を持ちました。特にロシア未来派などの前衛美術に影響を受け、写実的な絵画表現に対して疑問を抱きます。以来、生涯を通じて「もの」や「空間」と自分自身の関係を問う作品を発表し続けました。そのような理念の基に制作された彼の抽象的な作品は、1950年代末から国内外で高い評価を得るようになり、また1960年代末以降の「もの派」をはじめとする後の世代に大きな影響を与えました。
壁にかけた平面作品からレリーフ作品、そして立体作品へと、彼の作品は次第にその表現領域を拡張していくのですが、自立しながらも周りの空間と関わり合って、その場に緊張感ある空間を生み出してゆきます。
この展覧会は斎藤義重の生前に企画されましたが、その途中で亡くなったため没後初めての大規模な回顧展となりました。最初期から最後の作品まで100点余りを精選、展示して、その活動の軌跡をたどり、常に新しいスタイルを目指していた斎藤の芸術を広くご紹介します。
斎藤義重は、1904年盛岡藩士の家系に生まれ、若い頃から美術や文学に興味を持ちました。特にロシア未来派などの前衛美術に影響を受け、写実的な絵画表現に対して疑問を抱きます。以来、生涯を通じて「もの」や「空間」と自分自身の関係を問う作品を発表し続けました。そのような理念の基に制作された彼の抽象的な作品は、1950年代末から国内外で高い評価を得るようになり、また1960年代末以降の「もの派」をはじめとする後の世代に大きな影響を与えました。
壁にかけた平面作品からレリーフ作品、そして立体作品へと、彼の作品は次第にその表現領域を拡張していくのですが、自立しながらも周りの空間と関わり合って、その場に緊張感ある空間を生み出してゆきます。
この展覧会は斎藤義重の生前に企画されましたが、その途中で亡くなったため没後初めての大規模な回顧展となりました。最初期から最後の作品まで100点余りを精選、展示して、その活動の軌跡をたどり、常に新しいスタイルを目指していた斎藤の芸術を広くご紹介します。
関連イベント
■「斎藤義重を語る」[第1日]
第1部:講演会「斎藤義重さんのペンチ」
講師:菅木志雄氏(現代美術家)
第2部:対談「斎藤義重と「もの派」の成り立ち」
対談者:菅木志雄氏×村井睦平氏(ギャラリー彩園子オーナー)
2月1日[土] 14:00-15:30
■「斎藤義重を語る」[第2日]
講演会「斎藤義重-黒の作品とお祭りについて」
講師:田中幸人氏(熊本市現代美術館館長)
2月2日[日] 13:00-14:30
■ギャラリートーク
2月7日[金]・2月21日[金]・3月7日[金]・3月21日[金] 各日14:00-
■映像上映「斎藤義重 INSTALLATION T/S-遊牧」
(富山県立近代美術館制作映像)
第1部:講演会「斎藤義重さんのペンチ」
講師:菅木志雄氏(現代美術家)
第2部:対談「斎藤義重と「もの派」の成り立ち」
対談者:菅木志雄氏×村井睦平氏(ギャラリー彩園子オーナー)
2月1日[土] 14:00-15:30
■「斎藤義重を語る」[第2日]
講演会「斎藤義重-黒の作品とお祭りについて」
講師:田中幸人氏(熊本市現代美術館館長)
2月2日[日] 13:00-14:30
■ギャラリートーク
2月7日[金]・2月21日[金]・3月7日[金]・3月21日[金] 各日14:00-
■映像上映「斎藤義重 INSTALLATION T/S-遊牧」
(富山県立近代美術館制作映像)