岩手県立美術館

企画展

韓国の色と光

日時
2003年4月12日(土)〜2003年6月15日(日) 
場所
企画展示室

詳細

会  期: 2003年4月12日[土]-6月15日[日]
主  催: 岩手県立美術館、ソウル市立美術館、岩手日報社、共同通信社
後  援: 外務省、駐日韓国大使館韓国文化院、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、NHK盛岡放送局、エフエム岩手
協  力: 日本航空
助  成: 国際交流基金、日韓文化交流基金
出品点数: 写真、原画、書籍、絵巻物、版画などの資料約888点
観 覧 料: 一般/800円(650円) 高校・学生/500円(400円)
小・中学生/300円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
企画展の観覧料で常設展もご覧になれます
ソウル市内には朝鮮王朝時代に造営された王宮がいくつも残されています。ソウル市役所前のロータリーに面した徳寿宮もそうした王宮のひとつです。この徳寿宮の石壁に沿って貞洞通と呼ばれる道が伸び、閑静な街並みが続いています。
昨年5月、この街の一角にソウル市立美術館がリニューアル・オープンしました。この開館記念展として企画されたのが「韓国の色と光」です。この展覧会は、陰陽五行思想に基づく伝統的な色彩観や近代以降の西洋的な色彩理論が、韓国の日常生活や美術作品の中でどのように現れ、成果をあげていったのかというコンセプトに基づいて構成されていますが、難しい理論は別にして、まずは「色」と「光」をキーワードに、韓国美術の独自性や多様性を体感していただければと思います。展示作品は李朝の民画、「ポジャギ」と呼ばれる風呂敷、色鮮やかな刺繍や衣装、近現代の絵画、最新の映像作品やインスタレーションなど、幅広い分野から選ばれています。
岩手県立美術館ではソウル市立美術館の全面的な協力を得てこの展覧会を再構成し、特有の色彩感覚を示す韓国美術のさまざまな姿を紹介します。

関連イベント

■アーティストトーク
 講師:劉俊相氏(本展企画者・元ソウル市立美術館長)
  韓美愛氏(本展企画者・元ソウル市立美術館学芸員)
  鄭鎭雅氏(出品作家) 朴昌植氏(出品作家) 李漢洙氏(出品作家)
 4月12日[土] 14:00-16:30
■アート・シネマ上映会「韓国映画特集」
 4月26日[土] 11:30-13:12/14:30-16:12 
 4月27日[日] 11:30-13:29/14:30-16:23
■講演会「韓国いくつもの美意識」
 講師:小倉紀藏氏(東海大学外国語教育センター助教授・NHKハングル講座講師)
 5月10日[土] 14:00-15:30
■アート・シネマ上映会「ナムジュン・パイク特集」
 6月1日[日] 13:00-14:47
■ギャラリートーク
 4月18日[金]・5月2日[金]・5月16日[金]・5月30日[金]・
 6月13日[金] 各日14:00-
■ライブラリー・プログラム「アンニョンハセヨ!-韓国の文化-」
 4月12日[土]-5月11日[日・祝]

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)