企画展
ジョルジョ・デ・キリコ展
- 日時
- 2014年6月21日(土)〜2014年8月22日(金) 09:30〜18:00
- 場所
- 企画展示室
詳細
古代の建築物や彫像、機関車などを画面に配した作品で、後のシュルレアリストに大きな影響を与えたジョルジョ・デ・キリコ。本展では、104点の作品によって、独創的で神秘に満ちたデ・キリコ芸術の魅力をご紹介します。
会 期: | 2014年6月21日(土)― 8月22日(金) |
会 場: | 企画展示室 |
開館時間: | 9:30〜18:00(入館は17:30まで) |
休 館 日: | 月曜日(ただし7月21日は開館)、7月22日(火) |
主 催: | 岩手県立美術館、公益財団法人岩手県文化振興事業団 |
後 援: | 在日イタリア大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フンランセ日本、社団法人岩手県芸術文化協会、岩手県商工会議所連合会、岩手日報社、盛岡タイムス社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、ラヂオもりおか、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、情報紙 游悠 |
企画協力: | ホワイトインターナショナル |
観 覧 料: |
一般1000円(800円)、高校・学生600円(500円)、小・中学生400円(300円)
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20世紀を代表する画家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。ギリシャで生まれ、パリでの活動の後にローマへ移住したこの画家は、古代の建築物や彫像、機関車などのモチーフを配した、謎めいた作品で知られています。彼の生み出した「形而上絵画」とは、目に見える日常の裏側に潜む、神秘的な精神世界を画面に出現させようとしたもので、シュルレアリストたちに大きな影響を与えました。第一次世界大戦後の古典主義への回帰を経て、晩年には、新たな形而上絵画を創造するなど発展を続けたデ・キリコの作品は、現実と非現実の境を行き来し、観る者の不安や困惑を誘う一方で、その芸術に隠された大きな謎のゆえに、私たちを惹きつけてやみません。
本展は、パリ市立近代美術館に寄贈された未亡人イザベラ・デ・キリコの旧蔵品を中心に、ヨーロッパ各国の美術館や個人のほか、日本国内に所蔵されている作品から、画家の各時代の代表作、100点余りを展示し、デ・キリコの画業をご紹介するものです。日本では久しぶりの開催となる大規模な回顧展である本展。ぜひこの機会に、独創的で神秘に満ちたデ・キリコの作品世界の魅力に触れてください。
本展は、パリ市立近代美術館に寄贈された未亡人イザベラ・デ・キリコの旧蔵品を中心に、ヨーロッパ各国の美術館や個人のほか、日本国内に所蔵されている作品から、画家の各時代の代表作、100点余りを展示し、デ・キリコの画業をご紹介するものです。日本では久しぶりの開催となる大規模な回顧展である本展。ぜひこの機会に、独創的で神秘に満ちたデ・キリコの作品世界の魅力に触れてください。
関連イベント
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講演会「パリ市立近代美術館のキリコ・コレクション 〜キリコとパリ」/講師:ジャクリーヌ・マンク氏(本展監修者・パリ市立近代美術館 学芸部長)
2014年6月21日(土) 14:00-15:30 -
講演会「ジョルジョ・デ・キリコとイタリア美術」/講師:宮下規久朗氏(神戸大学大学院人文学研究科教授)
2014年8月2日(土) 14:00-15:30 -
コンサート「ミュージアム・オペラ」/出演:米谷朋子(まいや・ともこ)氏(メッゾソプラノ・日本声楽アカデミー会員)、米谷毅彦(まいや・たけひこ)氏(バリトン・聖徳大学講師・二期会会員)、菊池大成氏(きくち・たいせい)氏(ピアニスト)
2014年8月10日(日) 14:00-15:00
曲目:クルティス「忘れな草」、ダッラ「カルーゾ」、ロッスィーニ「踊り」他
場所:グランド・ギャラリー -
アート・シネマ上映会 「ジョルジョ・デ・キリコ展」開催記念イタリア名画特集
「自転車泥棒」(1948年、85分、監督/ヴィットリオ・デ・シーカ)
2014年7月6日(日) 13:10-/15:00-
場所:ホール
「ストロンボリ」(1949年、109分、監督/ロベルト・ロッセリーニ)
2014年7月13日(日) 13:10-/15:10-
場所:ホール
「青春群像」(1953年、116分、監督/フェデリコ・フェリーニ)
2014年7月20日(日) 13:10-/15:30-
場所:ホール -
当館学芸員によるギャラリートーク
2014年6月27日(金)、7月11日(金)、7月25日(金)、8月8日(金)
各日14:00- (30分程度)
◎展覧会会期中は、レストラン「パティオ」にて特別メニューをお楽しみいただけます。