企画展
和泉正敏 石のはなし
- 日時
- 2003年7月3日(木)〜2004年3月21日(日)
- 場所
- 企画展示室
詳細
会 期: | 2003年7月3日[木]-3月21日[日] | |
主 催: | 岩手県立美術館 | |
場 所: | 岩手県立美術館/屋外展示スペース他 | |
出品点数: | 34点 | |
観 覧 料: | 無料 |
1938年香川県の代々続く石工の家に生まれた和泉正敏は、彫刻家イサム・ノグチのパートナーとして彼の作品制作に協力を続けてきました。また彼自身も庵治石の産地として知られている牟礼にアトリエを構え、世界中から集められたさまざまな石材を使って数多くの作品を制作しています。彼の作品では、身近すぎて普段気にかけられることのない石という素材が、1点ごとに異なる豊かな表情を見せてくれるのですが、これらは、永年石と付き合ってきた和泉の確かな経験と技術が、割る・削る・磨くという行為を通じて作り上げていったものです。本展では、平成15年7月から平成16年3月まで館内各所に和泉正敏の作品34点を展示し、彼の作品の魅力に迫ります。
◆和泉正敏 略歴◆ | |
1938年 | 香川県に生まれる。 |
1953年 | 石の仕事をはじめる。 |
1964年 | 「石のアトリエ」を設立。同年イサム・ノグチ(1904〜1988)と出会い、以後25年間、石彫制作に協力。1995年よりジャポネスクピア9(サンフランシスコ)にてギャラリー展を開催。 (以後2000年3月まで4回開催)。 |
1995年 | 日本現代藝術振興賞受賞。 |
2000年 | 札幌メディアパーク・スピカにて彫刻展を開催。 サンフランシスコアジア美術館に《TSUKUBAI》が永久収蔵。 |
2001年 | 札幌芸術の森美術館屋外スペースにて彫刻展を開催。3点が常設展示。 |
2002年 | よんでん芸術文化功労賞受賞。 |
関連イベント
■アーティストトーク
講師:和泉正敏氏(アーティスト)
9月28日[日] 14:00-15:30
講師:和泉正敏氏(アーティスト)
9月28日[日] 14:00-15:30