岩手県立美術館

企画展

日本近代洋画への道 -山岡コレクションを中心に-

日時
2003年9月6日(土)〜2003年10月19日(日) 
場所
企画展示室

詳細

会  期: 2003年9月6日[土]-10月19日[日]
主  催: 岩手県立美術館、NHK盛岡放送局
後  援: 岩手日報社、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ岩手朝日テレビ、エフエム岩手
協  力: 財団法人日動美術財団
出品点数: 油彩、水彩、素描など172点
観 覧 料: 一般/800円(650円) 高校・学生/500円(400円)
小・中学生/300円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
企画展の観覧料で常設展もご覧になれます
幕末から明治期にかけては、西洋からさまざまな文明が移入されて日本の歴史のなかでの大きな転換期となりました。絵画の世界においても新しい写実的な表現技法が持ち込まれると、その迫真性に驚いた当時の日本人画家たちはそれを身につけようと、道具も技術もないままに試行錯誤をつづけました。それがわが国における本格的な洋画の歩みの始まりです。
この展覧会は、洋画開化期の高橋由一(たかはし・ゆいち)や渡仏して日本人として初めてサロンに入選した五姓田義松(ごせだ・よしまつ)、フランスで学んだ明るく瑞々しい色彩表現を持ち込んで日本洋画の礎を築いた黒田清輝(くろだ・せいき)や久米桂一郎(くめ・けいいちろう)、また独自の画風を追求した藤島武二(ふじしま・たけじ)や青木繁(あおき・しげる)など、それぞれに当時の美術界にあらたな世界を開こうとした先駆的な画家たちの作品により、幕末から明治期の「日本近代洋画への道」を振り返ろうとするものです。
出品される作品は、日本のディーゼルエンジン事業の始祖と呼ばれた山岡孫吉氏(1888-1962)が収集したコレクションを中心とする172点の作品によるものです。

関連イベント

■ギャラリートーク
 9月19日[金]・10月3日[金]・10月17日[金] 各日14:00-

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)