岩手県立美術館

企画展

大(Oh!) 水木しげる展

日時
2004年9月11日(土)〜2004年10月31日(日) 
場所
企画展示室

詳細

会  期: 2004年9月11日[土]-10月31日[日]
主  催: 岩手県立美術館、朝日新聞社、岩手朝日テレビ
後  援: 岩手日報社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、テレビ岩手、めんこいテレビ、エフエム岩手
協  力: 水木プロダクション、水木しげる記念館、フォルスタッフ
協  賛: (株)やのまん
出品点数: 写真、原画、書籍、絵巻物、版画などの資料約888点
観 覧 料: 一般/800円(650円) 高校・学生/500円(400円)
小・中学生/300円(250円)
( )内は20名以上の団体料金
企画展の観覧料で常設展もご覧になれます
日本を代表する漫画家、水木しげる。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとする数々の著作を通じて、彼は「妖怪」という不可思議な存在を私たちにとって親しみやすいものにしてきました。しかし妖怪漫画は、50年にわたる彼の創作活動の中で発表された作品のごく一部に過ぎません。彼の手がけた作品には、ラバウルでの悲惨な従軍体験を通じて描かれた戦記漫画、現代文明への鋭い皮肉が込められた社会風刺漫画、果ては自らの半生を綴ったエッセイや自伝漫画まで含まれており、そのいずれもが彼独特の価値観に基づいた、「水木しげるワールド」を形作っているのです。
この展覧会では、水木しげるファンとしても知られる荒俣宏、京極夏彦両氏をプロデューサーに迎え、水木しげるの作品世界を紹介します。彼に影響を与えた古い絵巻物や水木しげる自身の漫画原稿などの貴重な資料に交えて、鬼太郎の家やねずみ男の算盤など、漫画の中の小道具類を再現することで、子供から大人までを魅了する摩訶不思議な「水木しげるワールド」の全貌に迫ります。

関連イベント

■映画上映「妖怪百物語」「妖怪大戦争」
 9月23日[木・祝] 11:10-15:19
■イベント「妖怪の音って?」
 9月26日[日] 14:00-15:30
■講演会「水木しげるの妖怪観」
 講師:小松和彦氏(国際日本文化研究センター教授)
 10月11日[月・祝] 14:00-15:30
■講演会「世界痛快妖怪航海記」
 講師:荒俣宏氏(博物学者・本展監修者)
 10月17日[日] 14:00-15:30
■ギャラリートーク
 9月24日[金]・10月8日[金]・10月22日[金] 各日14:00-
■ライブラリー・プログラム「妖怪ワールドへようこそ」
 9月4日[土]-10月17日[日]

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)