岩手県立美術館

企画展

美が結ぶ絆 ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術名品展

日時
2008年6月1日(日)〜2008年7月21日(月) 10:00〜19:00
場所
企画展示室

詳細

会  期: 2008年6月1日[日]-7月21日[月・祝]
 

作品の保存上の都合により展示替えがあります。

前期 6月1日[日]-6月22日[日] 50件展示
後期 6月24日[火]-7月21日[月・祝] 52件展示
開館時間: 10:00-19:00(入館は18:30まで)
休 館 日: 月曜休館(ただし7月21日は開館)
主  催: 岩手県立美術館、岩手日報社、IBC岩手放送
後  援: ドイツ連邦共和国大使館、岩手県商工会議所連合会、NHK盛岡放送局、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、ラヂオもりおか
協  力: ルフトハンザドイツ航空、ルフトハンザカーゴ、財団法人地球環境財団
企画協力: 株式会社ホワイトインターナショナル
観 覧 料: 一般/1000円(800円) 高校・学生/600円(500円)
小・中学生/400円(300円)
( )内は20名以上の団体料金
  • 療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその付き添いの方には割引制度があります。
  • 企画展の観覧料で常設展もご覧になれます

一期一会 日本美術の800年

日本と中国の優れた美術品を持つことで国際的に知られるベルリン東洋美術館は、2006年に設立100周年を迎えたのを機に、ベルリン国立アジア美術館として新たにスタートしました。ここに所蔵されている日本美術のコレクションは、日独美術関係者の手を通して約100年前にドイツに渡り、これまで二度の大戦や東西分裂などの幾多の危機を乗り越え守り伝えられてきたものです。これらの作品は、彼の地で日本の「文化使節」として大きな役割を果たしています。

このたびの展覧会は、平安時代から昭和初期に至る日本美術の800年の歴史を一望できるベルリン国立アジア美術館日本美術コレクションの中から、仏画や花鳥画、山水画、浮世絵、さらに近代日本画など選りすぐりの70点を、前・後期に分けて作品の入れ替えを行いながらご紹介するものです。中には日本初公開のものや、日本国内にあれば指定文化財級と言われる名品が多く含まれており、まさに「珠玉のコレクション」と言うにふさわしいものです。

日本人がこれまで育んできた優美、幽玄、粋といった美意識に裏打ちされたそれらの美術品との出合いは、現代に生きる私たちにとって、新たな発見と喜びをもたらしてくれることでしょう。ベルリンより一時帰国した日本美術の優品との一期一会の出合い。ぜひこの機会にご覧下さい。

関連イベント

■講演会1
 「文化使節としての在外日本美術」
 講師:小林 忠氏(学習院大学教授)
 6月29日[日] 14:00-15:30
■講演会2
 「東洋絵画と書跡の修理 ―文化財修理の現場から」
 講師:大森育子氏(株式会社文化財保存 修復課長)
 7月5日[土] 14:00-16:00
■美術講座2008「1931年『伯林日本画展覧会』について」
 講師:吉田尊子(当館主任専門学芸員)
 7月12日[土] 14:00-15:00
■ギャラリートーク
 6月6日[金]・6月21日[土]・
 7月4日[金]・7月19日[土] 14:00-

岩手県立美術館

所在地
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字松幅12-3
電話
019-658-1711
開館時間
9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(ただし月曜日が祝日、振替休日の場合は開館し、直後の平日に休館)
年末年始(12月29日から1月3日まで)