企画展
アメデオ・モディリアーニ展
- 日時
- 2008年8月12日(火)〜2008年10月5日(日) 10:00〜19:00
- 場所
- 企画展示室
詳細
会 期: | 2008年8月12日[火]-10月5日[日] | |
開館時間: | 10:00-19:00(入館は18:30まで) | |
休 館 日: | 月曜休館(ただし9月15日は開館) | |
主 催: | 岩手県立美術館、岩手日報社、IBC岩手放送 | |
後 援: | フランス大使館、岩手県商工会議所連合会、NHK盛岡放送局、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、ラヂオもりおか | |
協 賛: | 損害保険ジャパン、大日本印刷 | |
協 力: | 日本航空 | |
観 覧 料: | 一般/1000円(800円) 高校・学生/600円(500円) 小・中学生/400円(300円) ( )内は20名以上の団体料金
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20世紀初頭のパリ。当時この街では、世界中から集まった個性的な芸術家たちが腕を競い合い、「エコール・ド・パリ」と呼ばれる美術運動が花開いていました。それを代表する人物の一人が、アメデオ・モディリアーニです。
1906年に故郷イタリアを離れパリに赴いた彼は、若い芸術家たちが集うモンパルナス地区を中心に活躍し、深い人間洞察と当時の前衛美術運動、そしてイタリアの伝統美術様式が渾然一体となった魅力あふれる肖像画を数多く描きました。
モディリアーニは美貌と気品を備えた教養豊かな人物で、ピカソをはじめとする多くの芸術家と交流したことでも知られていますが、貧困の末に、35歳の若さで妻ジャンヌともども悲劇的な最期を迎えました。彼の短くも激しい生涯は映画にもなり、「モンパルナスのプリンス」と称されたモディリアーニの人生は、半ば伝説となっています。
この展覧会は、世界各国の美術館が所蔵するモディリアーニの作品のうち、選りすぐりの48点を初期から晩年に至るまで展示し、彼の美術様式が次第に形成されていく過程をたどるものです。また、作品の背後にある西洋美術の伝統や思想、さらには彼の交友関係を詳しく紹介することで、伝説のヴェールに覆われているモディリアーニの真の姿に迫ります。
本展のように、彼の作品の中でも極めて質の高いものが一堂に会することは、世界的に見てもまれです。モディリアーニ芸術の真髄に触れることのできる、またとない機会といえるでしょう。
出品作品のうち《青いブラウスの婦人像》《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》の2点は9月25日までの展示となります。
関連イベント
■講演会1
「モディリアーニとイタリア美術」
講師:宮下規久朗氏(神戸大学大学院人文学研究科准教授)
8月31日[日] 14:00-15:30
■講演会2
「モディリアーニのパリ」
講師:深谷克典氏(名古屋市美術館学芸課長)
9月23日[火・祝] 14:00-15:30
■アート・シネマ上映会
「モンパルナスの灯」(1958年 ジャック・ベッケル監督 108分)
8月17日[日] 13:00-/15:30-
■ギャラリートーク
8月15日[金]・8月29日[金]・
9月12日[金]・9月26日[金] 14:00-