企画展
国立トレチャコフ美術館展-忘れえぬロシア- Unforgettable Russia - Masterpieces from The State Tretyakov Gallery
- 日時
- 2009年6月13日(土)〜2009年7月21日(火) 09:30〜18:00
- 場所
- 企画展示室
詳細
会 期: | 2009年6月13日[土]-7月21日[火] | |
会 場: | 企画展示室 | |
開館時間: | 9:30-18:00(土日祝20:00まで/入館は閉館30分前まで) | |
休 館 日: | 月曜日(7月20日は開館) | |
主 催: | 岩手県立美術館、岩手日報社、IBC岩手放送 | |
後 援: | ロシア連邦大使館、ロシア国際文化科学協力センター、岩手県商工会議所連合会、NHK盛岡放送局、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手朝日テレビ、エフエム岩手、岩手ケーブルテレビジョン、マ・シェリ、ラヂオもりおか | |
協 力: | 日本航空 | |
企画協力: | アートインプレッション | |
観 覧 料: |
一般/1000円(800円) 高校・学生/600円(500円) 小・中学生/400円(300円) ( )内は20名以上の団体料金
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モスクワの国立トレチャコフ美術館はロシアが世界に誇る世界的美術館のひとつであり、10万点を超えるロシア美術コレクションを有しています。美術館の創立者である実業家パーヴェル・トレチャコフは、19世紀末から20世紀初めにかけてロシア各地で活躍した「移動展派」と呼ばれる画家たちの作品を主に収集し、現在のトレチャコフ美術館の基礎を作りました。
本展では、パーヴェル・トレチャコフの愛した移動展派の作品を通じて、革命前のロシア美術の流れをご紹介します。
出品作の中でもクラムスコイの名作《忘れえぬ女》は、トレチャコフ美術館を代表する名作と言えるでしょう。憂いを含んだ表情を浮かべる謎の女性は、時代を超えて人々を魅了し続けています。そのほかにも、降り注ぐ陽光と澄んだ大気が印象的な風景画、日常の何気ないひと時をとらえた風俗画、迫真の描写でモデルの内面にまで迫った肖像画など、多様な作品が展示されます。
厳しい風土の中で逞しく生きる人々への共感、雄大な自然への眼差しは、私たちにも馴染み深い主題です。これらの作品は、日常の中の美や自然の崇高さを改めて私たちに気づかせてくれることでしょう。
出品作品75点のうち50点以上は日本初公開です。これまで知られることのなかったロシアの深く雄大な芸術世界をお楽しみください。
関連イベント
■講演会「国立トレチャコフ美術館
創設の歴史〜偉大なる創設者とユニークなコレクション」
講師:スヴェトラーナ・カプィリナ氏
(国立トレチャコフ美術館19世紀後半・
20世紀初頭ロシア絵画部門チーフキュレーター)
6月13日[土] 14:00-15:30
■講演会「わたしの「忘れえぬロシア」-19世紀ロシア精神とは何か」
講師:亀山郁夫氏(東京外国語大学長)
6月28日[日] 14:00-15:30
■アート・シネマ上映会「人間の運命」
(1959年 セルゲイ・ボンダルチュク監督 97分)
6月14日[日] 13:00-/15:00-
■アート・シネマ上映会「誓いの休暇」
(1959年 グレゴーリー・チュフライ監督 88分)
7月19日[日] 13:00-/15:00-
■ギャラリートーク
6月19日[金]・7月3日[金]・7月17日[金] 各日14:00-