常設展
特別展示:麻生三郎-神奈川県立近代美術館所蔵作品を中心に―
- 日時
- 2012年4月10日(火)〜2013年1月27日(日)
- 場所
- 松本竣介・舟越保武展示室
詳細
[特別展示] 麻生三郎 ―神奈川県立近代美術館所蔵作品を中心に―
「生誕100年 松本竣介展」の巡回期間中、松本竣介・舟越保武展示室の松本竣介コーナーにて、松本と親交の深かった画家麻生三郎(1913-2000、東京出身)の作品を展示します。
麻生三郎は、戦中の困難な時代から一貫して人間と人間のいる社会を見つめ、描き続けてきました。混沌とした画面の中で、時に押しつぶされそうになりながらも、自らの存在を確固として主張する人間たちの姿。大震災を経て、私たちの多くが人間という存在を改めて意識するようになった今の時代に、麻生の作品と向き合ってみることは、大きな意義があると思われます。
これまで当館では、所蔵する5点の麻生作品を常設展で公開してきましたが、限られた点数ゆえに、その制作を体系的に紹介できる機会を得ませんでした。本特集では、充実した麻生コレクションを有する神奈川県立近代美術館から油彩画10点と素描34点を特別にお借りし、当館所蔵作品ともに展示します。また、ご遺族からお借りした貴重な資料も併せてご紹介します。(素描作品は各期で展示替を行います)
これまで当館では、所蔵する5点の麻生作品を常設展で公開してきましたが、限られた点数ゆえに、その制作を体系的に紹介できる機会を得ませんでした。本特集では、充実した麻生コレクションを有する神奈川県立近代美術館から油彩画10点と素描34点を特別にお借りし、当館所蔵作品ともに展示します。また、ご遺族からお借りした貴重な資料も併せてご紹介します。(素描作品は各期で展示替を行います)
■ 関連イベント
- 館長講座「麻生三郎のこと」/2012年9月15日[土]14:00-15:30
- 常設展関連講座「麻生三郎の絵ー時を生き時を描くー」/2012年8月11日[土]14:00-15:30
詳しくは各イベントのページをご覧ください。