常設展
第4期展示
- 日時
- 2012年1月13日(金)〜2012年4月22日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期 2012年1月13日[金]-2月26日[日]
後期 2月28日[火]-4月15日[日]22日[日] 会期延長
重要文化財《裸体美人》など5点を公開!
展示期間:2012年1月31日[火]-3月18日[日] 終了しました
(特別協力:東京国立近代美術館)
萬鐵五郎《裸体美人》 1912年 東京国立近代美術館蔵 (展示期間:1月31日-3月18日) 終了しました
[特集]
もうひとつの卒業制作―萬鐵五郎の「女学生」
第4期展示では明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品をご紹介します。また、萬鐵五郎展示室では、1月31日[火]から3月18日[日]までの期間、東京国立近代美術館のご厚意により、特別にお借りした5点の油彩作品を展示します。《裸体美人》は、萬の東京美術学校における卒業制作で、自身によって「ゴッホやマティスの感化」があったと語られているとおり、日本において、印象派以降の西洋美術の動向をいち早く取り入れた記念碑的作品。その他、萬の裸体画の代表作《もたれて立つ人》など、岩手県立美術館では初公開となる作品を、当館所蔵のスケッチや準備素描と並べてご紹介します。
特集展示では、女学生をテーマとした萬の素描に注目します。美術学校時代に描かれたこれらの素描は、《裸体美人》以前に萬が構想していた卒業制作だった可能性があります。どんな構想だったのか、なぜその作品は完成しなかったのか。残された作品から考えてみます。
■ 関連イベント
- 学芸員講座「萬鐵五郎作品に見る大正の風俗・文化」/2012年2月11日[土・祝]14:00-15:00
萬鐵五郎《女学生》 1912年頃
常設展示室
特集では、萬鐵五郎が美術学校時代に数多く描いた女学生の素描をご紹介し、その制作理由を考えてみます。
五味清吉《ブリュッセル風景》
橋本八百二《洗鉱所(大分県鯛生金山の矢部新製錬所)》
深澤紅子《雪》
澤田哲郎《peace》
吉田清志《鹿踊(夜)》
村上善男《流点座標 Current Coordinates》
本田健《山あるき-十一月》
加守田章二《炻器壺》
会期中に一部作品の入替えがあります。
萬鐵五郎 《女の顔(ボアの女)》 1912年
萬鐵五郎展示室
東京国立近代美術館所蔵作品の特別展示(1月31日[火]-3月18日[日])を加え、萬鐵五郎の生涯を通じた画業を紹介します。
《静物(コップと夏みかん)》
《点描風の自画像》
《赤い目の自画像》
《土沢風景》
《木の間から見下した町》
《薬罐と茶道具のある静物》
《羅布かづく人》
《裸婦(宝珠をもつ人》
会期中に一部作品の入替えがあります。
松本竣介《鉄橋近く》 1944年頃 (展示期間:4月8日まで)
松本竣介・舟越保武展示室
生涯を通じて交友のあった二人の作家の代表的な作品を展示します。
松本竣介
《序説》
《青の風景(少年)》
《汽車》
舟越保武
《隕石》
《小北嬢》
《聖セシリア》
会期中に一部作品の入替えがあります。
常設展 2011年 第4期展示 作品リスト(3.1MB)
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