コレクション展
第1期 特集:どうぶつのかたち
- 日時
- 2024年4月26日(金)ー7月15日(月・祝)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:4月26日(金)ー6月9日(日)
後期:6月11日(火)ー7月15日(月・祝)
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
今期は、「どうぶつのかたち」と題して、私たちにとって身近で親しみのある動物を主題とした作品を集めてご紹介します。美術の表現のなかには動物をモチーフとしたものが多く見られます。そのポーズのおもしろさに着目したものや、一瞬の躍動感を捉えたもの、あるいはその姿に詩情を込めたものなど、作り手の意図の発露の仕方はさまざまです。また表現においては、写実的な描写もあれば、単純化されたモダンな造形もありますが、いずれも対象の本質を捉えて見事であり、作者の動物に対する鋭い洞察力と、生命あるものを尊ぶ温かな眼差しに裏打ちされています。
魚の画家と称された白石隆一(しらいし・りゅういち)の写実絵画や、鋳金家の内藤春治(ないとう・はるじ)、鈴木貫爾(すずき・かんじ)らの詩情あふれる作品、彫刻家の堀江尚志(ほりえ・なおし)、舟越保武の簡潔ながらも的確に動きを捉えた魚の作品などをご紹介します。
動物のモチーフに対する作り手の視点を想像しつつ、それぞれの造形表現のおもしろさをお楽しみください。
また、この3月に逝去された彫刻家の舟越桂(ふなこし・かつら)氏を偲び、追悼展示コーナーを設け、木彫作品のほか、ドローイングや版画作品を展示します。
今期は、「どうぶつのかたち」と題して、私たちにとって身近で親しみのある動物を主題とした作品を集めてご紹介します。美術の表現のなかには動物をモチーフとしたものが多く見られます。そのポーズのおもしろさに着目したものや、一瞬の躍動感を捉えたもの、あるいはその姿に詩情を込めたものなど、作り手の意図の発露の仕方はさまざまです。また表現においては、写実的な描写もあれば、単純化されたモダンな造形もありますが、いずれも対象の本質を捉えて見事であり、作者の動物に対する鋭い洞察力と、生命あるものを尊ぶ温かな眼差しに裏打ちされています。
魚の画家と称された白石隆一(しらいし・りゅういち)の写実絵画や、鋳金家の内藤春治(ないとう・はるじ)、鈴木貫爾(すずき・かんじ)らの詩情あふれる作品、彫刻家の堀江尚志(ほりえ・なおし)、舟越保武の簡潔ながらも的確に動きを捉えた魚の作品などをご紹介します。
動物のモチーフに対する作り手の視点を想像しつつ、それぞれの造形表現のおもしろさをお楽しみください。
また、この3月に逝去された彫刻家の舟越桂(ふなこし・かつら)氏を偲び、追悼展示コーナーを設け、木彫作品のほか、ドローイングや版画作品を展示します。
常設展示室
高橋忠彌《車輪》
本田健《山のくらし-田んぼ》
加守田章二《彩陶壺》
舟越桂《冬の会話》 ほか
本田健《山のくらし-田んぼ》
加守田章二《彩陶壺》
舟越桂《冬の会話》 ほか
萬鐵五郎展示室
萬鐵五郎
《女の顔(ボアの女)》
《赤い目の自画像》
《点描風の自画像》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《有楽町駅附近》
《黒い花》
《盛岡風景》 ほか
舟越保武
《女の顔》
《高山右近》
《聖ベロニカ》 ほか
2024年度 コレクション展 第1期 作品リスト(1.9MB)
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各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
関連イベント
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のためのコレクション展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。