コレクション展
第3期 特集:堀江尚志
- 日時
- 2022年10月22日(土)ー2023年1月22日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:10月22日(土)ー12月4日(日)
後期:12月6日(火)ー1月22日(日)
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
今期の展示では、大正後期から昭和初期にかけて活躍した盛岡市出身の彫刻家、堀江尚志(ほりえ・なおし)(1897-1935)を特集します。写実を土台に、無駄な要素をそぎ落とした造形で、「端正で内省的」と評される独自の世界を築いた堀江。38歳で早世し、遺された作品は少ないものの、静かなまなざしで対象の本質に迫るその表現は、次世代の彫刻家たちに大きな影響を与えています。今回は、16点の彫刻を関連資料とともに展示し、制作の変遷をたどりながら、作品の魅力を探ります。また、堀江と親しい交流のあった3代高橋萬治(たかはし・まんじ)や吉川保正(きっかわ・やすまさ)、堀江の作品に学んだ後進の舟越保武や照井榮(てるい・さかえ)らの作品も併せてご紹介します。
そのほか常設展示室では、東北を拠点に精力的な活動を展開している本田健(ほんだ・たけし)、長谷川誠(はせがわ・まこと)、宇田義久(うだ・よしひさ)、細川憲一(ほそかわ・けんいち)の大作や、さまざまな画家たちによる岩手の風景画を中心に展示しています。美術館ニュース『アプリーレ』第42号の特集記事「館長とめぐる 画家たちの描いた風景 もりおかアートマップ―絵画編―」で紹介している、盛岡の街をモチーフとした作品も多数ご覧いただけます。ぜひ『アプリーレ』の解説とともにお楽しみください。
今期の展示では、大正後期から昭和初期にかけて活躍した盛岡市出身の彫刻家、堀江尚志(ほりえ・なおし)(1897-1935)を特集します。写実を土台に、無駄な要素をそぎ落とした造形で、「端正で内省的」と評される独自の世界を築いた堀江。38歳で早世し、遺された作品は少ないものの、静かなまなざしで対象の本質に迫るその表現は、次世代の彫刻家たちに大きな影響を与えています。今回は、16点の彫刻を関連資料とともに展示し、制作の変遷をたどりながら、作品の魅力を探ります。また、堀江と親しい交流のあった3代高橋萬治(たかはし・まんじ)や吉川保正(きっかわ・やすまさ)、堀江の作品に学んだ後進の舟越保武や照井榮(てるい・さかえ)らの作品も併せてご紹介します。
そのほか常設展示室では、東北を拠点に精力的な活動を展開している本田健(ほんだ・たけし)、長谷川誠(はせがわ・まこと)、宇田義久(うだ・よしひさ)、細川憲一(ほそかわ・けんいち)の大作や、さまざまな画家たちによる岩手の風景画を中心に展示しています。美術館ニュース『アプリーレ』第42号の特集記事「館長とめぐる 画家たちの描いた風景 もりおかアートマップ―絵画編―」で紹介している、盛岡の街をモチーフとした作品も多数ご覧いただけます。ぜひ『アプリーレ』の解説とともにお楽しみください。
常設展示室
本田健《山あるき-十一月》
佐々木一郎《中津川より上の橋周辺》
大宮政郎《南昌山 speed s=1:50》 ほか
佐々木一郎《中津川より上の橋周辺》
大宮政郎《南昌山 speed s=1:50》 ほか
萬鐵五郎展示室
萬鐵五郎
《赤い目の自画像》
《筆立のある静物》
《少女(校服のとみ子)》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《郊外風景》
《盛岡風景》
《鉄橋近く》 ほか
舟越保武
《女の顔》
《魚》
《聖セシリア》 ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
2022年度 コレクション展 第3期 作品リスト(3.7MB)
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関連イベント
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(15分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のためのコレクション展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
講演会「今まさに生きているということ ―彫刻家堀江尚志の遺した意志をふりかえる―」
日時:2022年11月5日(土) 14:00-15:30
講師:江村忠彦氏[彫刻家、多摩美術大学大学院美術研究科助教]
場所:ホール
定員:100名(参加無料、先着順)
*参加無料。参加ご希望の方は当日直接ホールにお越しください。
*詳しくは講演会「今まさに生きているということ ―彫刻家堀江尚志の遺した意志をふりかえる―」のページをご覧ください。