常設展
第4期展示 特集:光を集めて
- 日時
- 2020年1月25日(土)ー4月19日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:1月25日(土)ー3月8日(日)
後期:3月10日(火)ー4月19日(日)
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室でコレクションを公開しています。
今期の常設展示室の特集展示では「光を集めて」と題し、「光」をテーマに所蔵作品を特集します。「光をあらわす」「光をとらえる」「光のいろ」「光をよむ」という4つのアプローチから、作品からさまざまに発せられる「光を集めて」、当館のコレクションに迫ります。
「光をあらわす」では、自然光からガス灯、電気に至るまで、「光」の選択肢が増えた時代、作品の中で表現された「光」をご覧いただきます。「光をとらえる」では、「光」を用いて制作する写真作品をご紹介します。「光のいろ」では、まるで「光」を閉じ込めたような、美しい色や、輝くような効果が施された作品を展示します。「光をよむ」では、タイトルに光と関連する言葉を含む作品をご紹介します。各作品が放つ輝きや煌めき、内なる光をこの機会に是非ご体感ください。
また常設展示室では、五味清吉(ごみ・せいきち)、清水七太郎(しみず・しちたろう)、澤田哲郎(さわだ・てつろう)、佐々木一郎(ささき・いちろう)、児玉晃(こだま・あきら)、長沼守敬(ながぬま・もりよし)など、幅広い岩手の美術家たちの作品を展観します。また鮮やかな「光」の展示と相対させて、所蔵作品より白と黒の作品に着目し、大宮政郎(おおみや・まさお)、松田松雄(まつだ・まつお)、本田健(ほんだ・たけし)、昆野恆(こんの・ひさし)、柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)といった作家の作品もご覧いただきます。
常設展示室
澤田哲郎 《石がき》
児玉晃 《祈り》
昆野恆 《生長の形態 no.1》 ほか
萬鐵五郎展示室
萬鐵五郎
《赤い目の自画像》
《筆立のある静物》
《木の間から見下した町》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《序説》
《議事堂のある風景》
《Y市の橋》 ほか
舟越保武
《隕石》
《青い魚》
《原の城》 ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
2019年度 常設展 第4期展示 作品リスト(917.6KB)
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関連イベント
講 師:吉田重信氏[美術家]
日 時:2020年2月23日(日) 10:00-12:00
場 所:常設展示室、スタジオ(屋外含む)、グランド・ギャラリー
※天候により室内のみとなる場合があります
対 象:小学生以上一般(定員20名)
参加費:無料
*参加には事前申込が必要です。(申込締切:2月12日(木)必着)
詳しくは、ワークショップのページをご覧ください。
コレクショントーク
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
ボランティア作品解説
友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。