常設展
第1期展示 特集:千葉勝 ーイタリアのスケッチから
- 日時
- 2019年4月26日(金)ー7月28日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:4月26日(金)ー6月9日(日)
後期:6月11日(火)ー7月28日(日)
千葉勝《サン・ジミニャーノ》1979年
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの作家たちの作品を収集し、季節ごとに年4回展示替えを行いながら、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)・舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室で所蔵作品を公開しています。
今期の特集では、水沢市(現奥州市)出身で、イタリア、トスカーナ地方の街と自然を描き続けた画家、千葉勝(ちば・しょう)によるイタリアの風景スケッチをご紹介します。油彩作品においては、その土地の風土や自然を単純な線と色面で再構成した抽象表現に到達した千葉ですが、今回そのほとんどが初公開となるスケッチには、街の裏通りや、塔のある広場、丘の連なる郊外風景など、後の千葉芸術の重要なモチーフが数多く登場しており、油彩作品との関連を考える上でも、また当時の千葉のイタリアでの生活をうかがい知ることのできる資料としても、非常に興味深いものです。
常設展示室
橋本八百二 《コンポジション》
宇津宮功 《ベゴニアの平原》
舟越直木 《Dream》 ほか
萬鐵五郎展示室
萬鐵五郎
《赤い目の自画像》
《地震の印象》
《裸婦(宝珠をもつ人)》 ほか
松本竣介・舟越保武展示室
松本竣介
《盛岡風景》
《序説》
《鉄橋近く》 ほか
舟越保武
《小北嬢》
《原の城》
《聖セシリア》 ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
2019年度 常設展 第1期展示 作品リスト(1.1MB)
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関連イベント
コレクショントーク
日時:毎月第2・第4土曜日 11:30-(30分程度)
「萬鐵五郎」「松本竣介」「舟越保武」など、毎回テーマを設定し、学芸員が展示解説を行います。
*開始時間は変更する場合があります。
*参加ご希望の方は当日観覧のための常設展観覧券をお持ちの上、直接常設展示室にお越しください。
ボランティア作品解説
友の会ボランティアが常設展の展示作品について解説します。実施日時は前月下旬に当館ウェブサイトにてお知らせします。