常設展
第4期展示 特集:あかをみる
- 日時
- 2018年1月20日(土)ー4月22日(日)
- 場所
- 常設展示室
詳細
前期:1月20日(土)ー3月4日(日)
後期:3月6日(火)ー4月22日(日)
晴山英《吐魯蕃への道》1988年
岩手県立美術館では、明治から現代にいたる岩手ゆかりの美術家たちの作品を中心に収集しています。季節ごとに作品の入替えを行い、常設展示室、萬鐵五郎(よろず・てつごろう)展示室、松本竣介(まつもと・しゅんすけ)舟越保武(ふなこし・やすたけ)展示室の3室で公開しています。
今期の常設展の特集は、「あかをみる」と題し、当館コレクションの中から、赤色が印象的な作品を選びご紹介します。三原色の一つであり、原始より彩色に使われた、長い歴史を持つ赤。私たちにとって身近なこの色に、今回は様々な作品を通して注目します。それぞれの作品に現れる赤の微妙な違いを、約300色の色見本と比較しながらお楽しみいただきます。この機会に、赤が持つ豊かな表情をご体感ください。
また常設展示室では、岩手の洋画黎明期の画家佐藤醇吉(さとう・じゅんきち)、五味清吉(ごみ・せいきち)から、現在活躍中の現代美術家長谷川誠(はせがわ・まこと)、宇田義久(うだ・よしひさ)まで、岩手の美術家たちの作品を中心に、絵画の流れをご覧いただくほか、長沼守敬(ながぬま・もりよし)、昆野恆(こんの・ひさし)、照井榮(てるい・さかえ)らの彫刻作品、鈴木盛久(すずき・もりひさ)(13代)、鈴木貫爾(すずき・かんじ)親子の工芸作品も展示します。
なお、昨年4月以来全国巡回展に出品されていた《赤い目の自画像》など萬鐵五郎の主要作品が、しばらくぶりに常設展に戻り公開されますので、併せてお楽しみください。
五味清吉《たけに草》
長谷川誠《触覚の森-04》
長沼守敬《老夫》
ほか
萬鐵五郎
《赤い目の自画像》
《もたれて立つ人習作》
《地震の印象》
ほか
松本竣介
《序説》
《鉄橋近く》
《パイプ》
ほか
舟越保武
《隕石》
《原の城》
《LOLA》
ほか
各展示室において、会期中に一部作品の入替えがあります。
関連イベント
常設関連講座ワークショップ「あかいろ どんないろ」
日時:3月24日(土)①10:00-12:00 ②14:00-16:00
場所:常設展示室、スタジオ
参加費:100円(保険料)
対象:①小学生 ②中学生以上一般(各回15名)
*参加には事前申込が必要です。(申込締切:3月9日(金)必着)