イベント
ミーツ・ザ・アーティスト「はだかの耳/レクチュア・コンサート」
- 日時
- 2012年9月8日(土) 14:00〜15:30
- 場所
- グランド・ギャラリー
詳細
国内外の様々な分野で活躍するプロフェッショナルをお招きし、お話やパフォーマンスをしていただきます。今回は「はだかの耳/レクチュア・コンサート」と題してお送りします。
テーマ:「はだかの耳/レクチュア・コンサート」
講 師:鈴木昭男氏(サウンド・アート作家)
※座席数は約100席。超える場合は、立ち見となります。
講 師:鈴木昭男氏(サウンド・アート作家)
※座席数は約100席。超える場合は、立ち見となります。
参加ご希望の方は当日直接グランド・ギャラリーにお越しください。 参加は無料です。
講師プロフィール:
鈴木昭男 SUZUKI Akio
1941年平壌にうまれる。戦後引き揚げ、愛知県で育つ。
1963年、建築家をめざし、階段の研究をしていた頃、階段の構造とその音の響きの関係に興味を抱き、名古屋駅構内の階段で、音の響きそうな空き缶やピンポン球を上から投げてみる。これが鈴木氏のパフォーマンスの最初であり、これをきっかけとして、「音」にめざめ、自然を師匠とし、後に「自修イベント」とよばれるイベントを繰り広げる。
1970年代にエコー楽器「アナラポス」などを創作し、演奏パフォーマンスを国内外で実施する。1988年丹後にて「日向ぼっこの空間」の発表。一日自然の音に耳を澄ますことで話題になる。1996年には、ベルリンにて「点音(おとだて)」を始め、その世界18か所で実施。耳を澄ましてたたずむ場所を提示する取り組みを展開する。
常に「聞く」ことを主体にしたイベントやパフォーマンスで活躍中である。京丹後市在住。
講師からのメッセージ:
昨今、ますますデジタル化する私たちの世界は、さまざまなことを表層で納得しているようなもの。
そのような環境に慣れた現代人の聴感覚には、道草的な「耳の澄まし方」は、退屈を覚えるほどになってきたのでは・・。
16年間に渡ってやってきた巷に耳澄ます「点音(おとだて)」のイベントとは・・、この機会に、私自身にも問いかけてみたい。