Vol.108 江口作品と出会えたこと
総務課長 千田貴浩
2023.01
令和4年7月16日、その日は待ちに待った「江口寿史イラストレーション展 彼女」の開幕日でした。
まさか、江口先生の作品に直接会える機会が訪れるとは思いもよりませんでした。
私が江口作品に初めて出会ったのは、45年ほど前になります。その作品名は「すすめ!!パイレーツ」、最初の印象は「なんだこのギャグ漫画、ばかばかしいけどなぜか笑える!」って感じでした。
内容は、登場するキャラクター一人ひとりの個性が強すぎ、でも魅力的。ストーリーは「ずどどどどっ!」って感じで奇抜な効果音を入れ、これでもかって感じでギャクをぶっこんでくる。今までにあったようで実はない江口先生独特の世界観あふれる作品で、その魅力にいつのまにか引き込まれていました。
江口先生の魅力は更にパワーアップし、先生ご自身の作品で最大のヒットとなる「ストップ!!ひばりくん!」が連載されました。とてもセンスがよく完成度の高いキャラクターを描ける漫画家がいることに感動、ストーリーも斬新で、完全にドハマり状態になりました。
その後、江口先生はイラストレーターとしての能力を発揮するなど活躍の場を広げ、多くのファンを魅了してきました。
この江口展に限ったことではありませんが、毎回、担当する学芸員が脳と体をフル稼働し、他の職員とも協力し合いながら、検討、調整を幾度となく重ね、魅力ある企画展を開催しています。
おかげ様で、江口展は全ての世代からご支持いただき、2万人を超える多くのお客様に来場していただきました。
お客様は、作品を観る人、写真撮影する人、グッズを買う人など、思い思いの楽しみ方で時間を過ごされ、中にはSNSで自分のあふれる思いを多くの方々に伝えておりました。その様子を見ると、単純ですが自分も嬉しく、そして幸せな気分になりました。
江口展の45日間はあっという間に過ぎていき、閉幕日の最後のお客様を見送った後は、
「あ~あ、終わっちゃったよ!」という何とも言えない寂しさが体全体から湧き出るような感じになりました。
江口展は今後も各地で開催されることを期待し、機会を見てまた江口作品の魅力に直接触れてみたいと思います。
最後になりますが、会期中にご来館いただきました皆様、本当にありがとうございました。
また、江口展に関わっていただいた多くの皆様に感謝いたします。
今後も、当館では魅力ある企画展を開催いたしますので、どうぞご来館いただきますようお願いいたします。
江口展の45日間はあっという間に過ぎていき、閉幕日の最後のお客様を見送った後は、
「あ~あ、終わっちゃったよ!」という何とも言えない寂しさが体全体から湧き出るような感じになりました。
江口展は今後も各地で開催されることを期待し、機会を見てまた江口作品の魅力に直接触れてみたいと思います。
最後になりますが、会期中にご来館いただきました皆様、本当にありがとうございました。
また、江口展に関わっていただいた多くの皆様に感謝いたします。
今後も、当館では魅力ある企画展を開催いたしますので、どうぞご来館いただきますようお願いいたします。